2009年05月25日

今東京国立博物館で興福寺創建1300年記念を記念して「国宝 阿修羅展」が開かれています
連日大盛況でその混雑ぶりは驚くほどだそうです

阿修羅像は天平6年(734)、光明皇后(こうみょうこうごう)が母橘三千代(たちばなのみちよ))の1周忌供養の菩提を弔うために造像して以来、戦乱や大火など幾つもの災難を乗り越えてきました。1300年の時を超えて大切に守り伝えられた、日本の文化といにしえの人々の心に触れる機会となれば幸いです。】   東京国立博物館公式ホームページから転載

会 期   2009年3月31日(火)~6月7日(日)

友人も数時間待ってみてきたそうですが、ガラスケース越しではなく阿修羅像を360度からその全容を目前にしてその気高さに満足したといって、絵葉書を買ってきてくれました。
全国阿修羅ファンクラブもあるそうです
スキャンしてみました

国宝 阿修羅像(あしゅらぞう)
奈良時代・天平6年(734)
奈良・興福寺蔵

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国宝 阿修羅像(八部衆のうち・部分)
奈良時代・天平6年(734)
奈良・興福寺蔵


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【阿修羅】
仏教の守護神で、興福寺・八部衆立像の一つ。像は、天平6(734)年に光明皇后が母君の1周忌供養のために造像。3面で手が6本、上半身裸。胸飾りと臂釧や腕釧をつけ、裳をまとい、板金剛をはく。

天龍八部衆とは
または天竜八部衆(てんりゅうはちぶしゅう)と言って、仏法を守護する8神です。
仏教が流布する以前の古代インドの鬼神、戦闘神、音楽神、動物神などが仏教に帰依し、護法神となったものを言います。

いずれも、もともとインドのバラモン教の神様です。
リグ・ヴェーダなどにも記述のあるきわめて古い神々であるといえます。
仏法を悪魔から守護する役割を担っています。

見学の前に予備知識を入れてみました・・・


at 23:44│コメント(0)トラックバック(0)つれづれ │

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