2007年08月

2007年08月07日

今年は近くの大横川親水公園で、いろいろなトンボが見られました。
特にチョウトンボ・ベニイトトンボが大量に発生しました。
多くのトンボは、成虫になってから30~50日の寿命だそうです

ベニイトトンボは、環境省(国)では絶滅危惧 II 類に、またいくつかの県では絶滅危惧 I 類として、指定されているそうです。

ベニイトトンボです
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チョウトンボ
実際に見たのは初めてでした
蝶のようにヒラヒラと飛ぶ姿・・・面白いものですね
光を受けたときの翅の色が青紫~赤紫・金色にかがやくものと、とてもきれいです

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七月中のお昼休みはトンボと遊んでいました
「トンボの専門家」という方の何度かお会いしました
ベニイトトンボを調べているのだそうです
交尾中のトンボが百数組いたといってましたが、専門家とはいえよく数えたものと感心しました
下にいるのが♀だそうです

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そのほかに真赤なショウジョウトンボが多量発生しました。
赤とんぼなのかと思ってましたら、ネットの友達が「ショウジョウトンボ」と教えてくれました。
名前の由来】 和名は、成熟した雄の朱紅色の体色を猩々(しょうじょう)色に見立てたことによるそうです

ショウジョウトンボです
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このように尾を上にあげたスタイルは、体に当たる直射日光の体面積を少なくする為だそうです。
博識な方が多く、いろいろ説明してくれました。

シオカラトンボ
子供の頃から耳にしている馴染み深いトンボですね
幼虫はヤゴと呼ばれているのはご存知な方が多いことでしょう
成熟したオスは体から塩を吹いたような体色になるのが名前の由来だそうです
「トンボのめがね」の歌詞のトンボの眼鏡は♪水色眼鏡♪・・・のように、真っ青な目を撮りたいと思っていたのですが、シオカラトンボは用心深く遠くの草に止まって、なかなかモデルになってくれませんでした
やっと撮れたトンボの目です

複眼とは大辞林によると

 ふく‐がん【複眼】

1 節足動物などにみられる、多数の小さな個眼が束状に集まった目。物の形や動き
の識別ができ、昆虫では紫外線や偏光も識別。単眼。

2 対象をいろいろの見地から見ること。

トンボはどのように見えているのでしょうね
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トンボの発生した原因は、小さな公園の池が今年は葦や蒲に覆われた事です

去年までは良く手入れされてこのようでした
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今年の同じ場所からの状態です

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「トンボを撮る」このような楽しみが出来るとは、若いころは想像だにしませんでした。

トンボの頁をアップしました。
ただ並べただけのものですが、よかったら覗いてくださると嬉しいです

BGMの鳥の鳴き声はエナガです
公園にエナガもいます。
偶然にゲットしました
エナガです

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小さな自然を求めてやってくる小鳥や昆虫達・・・
自然は素晴らしいものですね











at 23:40│コメント(5)トラックバック(0)つれづれ │